箕面市で鬼瓦だけ交換できる？費用相場と施工の流れを解説

――箕面市のお客様からこのようなご相談をいただくことがあります。

鬼瓦は屋根の端や棟の飾り部分に設置され、雨仕舞いの一部を担うとともに、住宅の顔となる重要なパーツです。

割れや落下を放置すると雨漏りや事故につながる恐れがあり、早めの対応が必要です。

本記事では、箕面市で鬼瓦だけ交換する場合の費用相場、施工の流れ、注意点を分かりやすく解説します。

👇【動画でチェック】瓦屋根の修理方法と費用の相場

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箕面市で鬼瓦だけ交換する費用相場

鬼瓦交換の費用は「瓦の種類」「施工範囲」「足場の有無」によって変動します。

標準的な費用目安（30坪住宅の場合）

工事項目	費用相場（税込）	内容
鬼瓦だけの部分交換	3万〜8万円	割れ・欠けた鬼瓦を1〜2箇所のみ交換
鬼瓦＋漆喰補修	8万〜15万円	鬼瓦交換と周囲の漆喰を詰め直し
鬼瓦＋棟補修（取り直し含む）	20万〜50万円	棟全体の歪みやズレがある場合
足場代	15万〜25万円	高所作業時に必要。塗装と共用可

部分的な交換で済む場合は比較的安く収まりますが、棟全体の歪みや漆喰の劣化が進んでいると、周辺補修も合わせて必要になるケースがあります。

箕面市で鬼瓦交換費用が高くなるケース

急勾配の屋根や棟の長さが長い場合、また下地が傷んでいると追加補修が必要となり費用が膨らみやすくなります。

箕面市で鬼瓦交換費用を抑えるポイント

外壁塗装や屋根塗装と同時施工で足場を共用すれば15〜20万円前後の節約が可能。相見積もりで内容を比較するのも有効です。

👇【動画でチェック】箕面市で屋根修理を考えているなら！依頼前に押さえておきたい3つの注意点

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鬼瓦だけ交換できるケース

割れや欠けが1〜2箇所に限られている

部分的な破損で他に影響がなければ、鬼瓦だけを交換することで対応できます。

下地や棟の歪みがなく他の瓦も健全

棟全体や周辺瓦にズレや歪みがなく健全な状態であれば、鬼瓦のみの交換が可能です。

築15年前後で漆喰に大きな劣化がない

築年数が浅く漆喰の剥がれが軽度なら、鬼瓦交換だけで十分な場合があります。

👇【動画でチェック】箕面市の屋根修理の相場とは？費用を抑えながら安心して直すには

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鬼瓦だけ交換できないケース

棟全体が歪んでいる、または瓦が沈んでいる

棟そのものが不安定な状態だと、鬼瓦だけ交換しても再び不具合が出る可能性が高く、棟取り直し工事が必要です。

漆喰が大きく剥がれ鬼瓦周辺から雨水が侵入している

漆喰の劣化が進んでいる場合、鬼瓦交換だけでは雨漏りを防げず、漆喰補修を含めた工事が求められます。

築20年以上で複数の鬼瓦に劣化が見られる

長年の使用で複数の鬼瓦が劣化している場合、部分交換では対応しきれず、棟全体の修繕や積み直しが必要になるケースがあります。

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鬼瓦交換・補修の実例

事例①庭先に落下した鬼瓦の復旧工事｜6万円（税込）

• 症状：築40年の瓦屋根。庭先に鬼瓦が落下しているのを発見。棟先の下地が露出し、巴瓦も破損している状態。このままでは雨水浸入による雨漏りや、瓦落下による事故のリスクが高かった。
• 対応：崩れた瓦を撤去→劣化した葺き土を除去→新しい巴瓦を設置→鬼瓦を清掃し再利用→銅線で緊結→なんばん漆喰で下地を補強→熨斗瓦を積み直し→コーキングでラバーロック→鬼瓦まわりに白漆喰を施工して防水性を確保。
• 費用：60,000円（税込）
• 所要：1日（棟延長1m）

担当者から一言

担当：杉本 匡志
鬼瓦や巴瓦は飾りのように見えますが、実は屋根端を守る大切な部材です。今回は落下した鬼瓦を再利用でき、防水性・耐久性を高めながら美しく復旧しました。雨漏りや事故リスクを未然に防げ、お客様にも安心いただけました。

事例②熨斗瓦3段積みの棟瓦積み替え＆鬼瓦・巴瓦交換｜29.7万円（税込）

• 症状：天井に雨染みが発生。調査の結果、棟瓦の劣化と瓦の割れ、漆喰の剥がれが原因で雨水が浸入していました。棟瓦は歪み、葺き土も劣化して固定力を失っている状態。
• 対応：棟瓦を全て解体→傷んだ葺き土を撤去→南蛮漆喰で新しい土台を施工→熨斗瓦を3段積み直し→鬼瓦・巴瓦・割れた地瓦を交換→冠瓦を銅線で固定→仕上げに雨仕舞い処理。
• 費用：297,000円（税込）
• 所要：2日間（棟延長5.3m）

担当者から一言

棟瓦の劣化は雨漏りの大きな原因となります。今回は熨斗瓦の積み替えと鬼瓦・巴瓦の交換も同時に行い、防水性と耐久性を根本から改善しました。

雨漏りも解消され、見た目も美しく仕上がり、お客様にも大変ご満足いただけました(*^-^*)

鬼瓦交換の施工の流れ

1. 現地調査と劣化確認

鬼瓦の破損状況を確認し、棟や漆喰の状態も点検します。写真付きで説明してもらうと安心です。

2. 鬼瓦の取り外し

割れた鬼瓦を慎重に撤去し、再利用できる瓦は保管します。

3. 下地補修

鬼瓦の台座となる部分に劣化があれば補修。南蛮漆喰などを用いて防水性を高めます。

4. 新しい鬼瓦の設置

既存の瓦に合わせた鬼瓦を取り付け、銅線や漆喰で固定します。色や形状を調整し、自然な仕上がりを意識します。

5. 仕上げと雨仕舞処理

鬼瓦周囲の漆喰やシーリングを整え、雨水が侵入しないように施工。最後に清掃と最終確認を行い完了です。

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鬼瓦の劣化を放置するとどうなる？

雨漏りによる天井や柱の腐食

鬼瓦周辺から雨水が侵入すると、天井にシミが出たり、柱や梁が腐食して建物全体の寿命を縮めます。

強風や地震で瓦が落下し事故の危険

固定力が弱まった鬼瓦は、突風や揺れで落下するリスクが高まり、通行人や隣家への被害につながる恐れがあります。

棟全体が崩れ高額工事に発展

放置が長引くと棟が歪みや崩壊を起こし、部分補修では済まず葺き替えが必要になり、100万円以上の工事費になることもあります。

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FAQ（よくある質問）

Q1. 鬼瓦だけ交換することは本当に可能ですか？

はい。割れや欠けが部分的で、棟や下地が健全なら鬼瓦だけ交換できます。

Q2. 鬼瓦交換の費用はどれくらいかかりますか？

1〜2箇所の部分交換で3万〜8万円、漆喰補修を伴う場合は8万〜15万円が目安です。

Q3. 鬼瓦を新品に交換すると見た目は変わりますか？

色や形を既存の瓦に合わせるため、違和感なく仕上げることが可能です。

Q4. 鬼瓦交換だけで雨漏りは止まりますか？

周辺の漆喰や棟に劣化がなければ解消できますが、他に原因がある場合は追加補修が必要です。

Q5. 工事期間はどれくらいかかりますか？

部分的な鬼瓦交換は半日〜1日程度で完了します。棟取り直しを伴うと2〜3日かかることもあります。

Q6. 足場は必ず必要ですか？

部分交換で低い位置なら不要な場合もありますが、高所や全面工事では安全のため足場が必要です。

Q7. 火災保険は使えますか？

台風や地震で破損した場合は火災保険が適用されるケースがあります。経年劣化は対象外です。

Q8. 鬼瓦は既製品で対応できますか？

既製品で対応できる場合もありますが、形状や寸法が特殊な場合はオーダー製作が必要になります。

Q9. DIYで鬼瓦を交換できますか？

重量があり高所作業になるため危険です。防水処理や固定方法も専門知識が必要なので業者に依頼してください。

Q10. 箕面市で鬼瓦交換を依頼するなら相見積もりは必要ですか？

はい。2〜3社に見積もりを取り、数量・単価・保証内容を比較することで安心できます。

マックスリフォームでは相見積もりも大歓迎！他社との比較でご検討いただけますし、火災保険を使えるケースのご相談もいつでも承っています！

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まとめ

• 鬼瓦だけ交換できる場合の費用は 3万〜8万円 が目安
• 周辺の漆喰や棟に劣化がある場合は 10万〜50万円 になるケースも
• 放置すると雨漏りや瓦落下のリスクがあり、高額工事に発展
• 見積もりは「数量・単価・写真・保証」を必ず確認

専門家コメント｜株式会社マックスリフォーム 代表取締役 杉本 匡志

鬼瓦は屋根の飾りというイメージを持たれがちですが、実際には雨仕舞いの一部を担う重要な部材です。

割れや欠けを放置すると雨漏りや棟の崩れにつながり、結果的に大掛かりな工事が必要になることもあります。

特に箕面市は高台や谷筋など風雨の影響を受けやすい地域も多いため、早めの点検と補修をおすすめします。

無料点検で現状を確認しておくだけでも安心につながります！

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箕面市で鬼瓦だけ交換ならマックスリフォームにお任せください

鬼瓦の破損やズレをそのままにしておくと、雨漏りや事故の原因となります。

マックスリフォームでは、無料点検・写真付き報告で現状を分かりやすくご説明し、必要な工事だけをご提案します。

部分的な鬼瓦交換から棟全体の修繕まで、箕面市の気候を熟知した職人が丁寧に対応。相見積もりも歓迎ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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相談・現地調査・お見積りまでは完全無料！お気軽にご相談ください(*^-^*)

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